働き方改革推進

社員と経営層が全社的テーマについて直接かつ双方向にコミュニケーションする場「Nextフォーラム」の取り組み

Nextフォーラムとは

社員と経営層が全社的な課題などに関して直接対話・意見交換・提案を行い、よりよい会社を創るための場です。年2回開催し、各部室から選任されたフォーラム委員(計111名)が、職場の生の声を届け、経営層と直接対話します。意思決定機関ではなく、全社活動のインターフェイスの役割を持ち、社員の声を全社活動にフィードバックすることで、よりよい施策の展開や会社の風土醸成を進めていくための場です。2019年2月4日に第1回目を開催し、「やりがい調査アンケート」の結果や、フォーラム委員から多くの意見が寄せられた「業務効率性の改善」について討議しました。

「やりがい調査アンケート」を起点としたPDCAサイクルの循環

「やりがい調査アンケート」は「やりがい、相互信頼、一体感」を定期的に分析するために、年1回実施しており、結果に基づき各部室がPDCAサイクルを回しています。統合後初の調査は7月下旬から8月初旬にかけて、当社で働く社員約6,000名、関係会社27社4,500名の計10,500名を対象に実施し、96.4%の9,972名が回答しました。調査結果は社員をはじめ、経営層、各部室にフィードバックし、各組織の強み・弱みや課題を導き出して、具体的な行動計画の策定・実行につなげていきます。

第1回「Nextフォーラム」で挙がった重点課題から発足した取り組み

  1. 「DTK(だったらこうしよう)」プロジェクト
    業務フロー・働き方改革活動は単なる業務改善ではなく、社員の働きがい向上に資する活動です。業務削減により得られる余力を活用して、成長分野へのシフト、高付加価値業務への転換、自己啓発、余暇の充実に充てる取り組みです。
  2. 「情報システム部の取り組みについて」
    サポート・教育改革の取り組み、モバイル化・デジタル化の推進、コミュニケーション改革の取り組みです。
  3. 「人事事項に関する報告」
    2020年度からの人事制度について、8月より各拠点で説明会を行い、社員に周知しています。併せて、職場からの意見・要望を反映し、多様な働き方を推進する制度の新設検討も行っています。
  4. 「製造現場における働き方改革」タスクチーム
    「社員のやりがいと競争力を高める」ことを目指し、「働き方の多様化」「昼間集中型勤務への変革」「即効性のある業務削減」など5つを改革の柱としてタスクチームを立ち上げ、取り組みを進めています。

第2回「Nextフォーラム」を開催

7月19日、第2回「Nextフォーラム」を開催しました。今回は経営統合後初の開催とあり、全国55拠点からフォーラム委員78名と木藤社長をはじめとする経営層14名が参加しました。

第1部
  • 木藤社長からのメッセージ
    開催主旨と、これまでの取り組みや新たに発足したプロジェクトの狙い、今後への期待を熱く語りました。
  • 第1回「Nextフォーラム」で挙がった重点課題から発足した取り組みの説明
    事前にフォーラム委員を通じて職場から集まった約2,600件の意見は,フォーラム開催前に各担当部門へフィードバック、当日の説明内容にも反映。
第2部
  • 業務効率化を阻害する要因(コミュニケーション・風土づくり)について、“車座”になってのチーム議論
    • ※全10班で真の原因の掘り下げとその対策について議論、各班の結果を全体で発表。
  • 岡田副社長の閉会のあいさつ
    経営層としての受け止めと、今回の討議の内容を“伝道師”になって各職場に伝えるよう、委員への期待を伝えました。

生産性・働きがい向上プロジェクト「DTKプロジェクト」

DTK(だったらこうしよう)プロジェクトの概要

当プロジェクトは、「統合新社が永続的に発展するために、全社員で取り組む業務フロー・働き方改革」を目的に始動しました。生産性向上は、成果アップ、業務量削減、働きがい向上の3要素で表しています。ここで、成果アップ、業務量削減は従来の「業務改善」に相当しますが、当プロジェクトの考える生産性は、「業務改善×社員ひとりひとりの働きがい向上」を目指しています。これらの実現に向け、各部室の業務の一本化に取り組むフェーズⅠと、全部室にてデジタル化を含めた新しい働き方を創り出すフェーズⅡと、二段階に分けてプロジェクトを進めています。
フェーズⅠでは、DTK関係部室選任リーダー向け、部室選任メンバー向けのワークショップや、部室単位のインタビューなどを開催し、プロジェクトチームのミッション・行動ガイドラインの決定や、課題のさらなる深掘りを行いました。現在は、フェーズⅡに移行し、全部室での取り組みに展開しています。過去単独では解決できなかった課題を、統合新社では解決できたという達成感を味わえるよう、グループ全従業員一丸となって全力で進めていきます。

DTK(だったらこうしよう)プロジェクトの推進体制

経営委員会のメンバーがDTKプロジェクトの運営委員となって、全社横断的にプロジェクトを強力に推進します。この下にタスクチームを結成するとともに、各部室からタスク推進責任者を任命しました。このような体制のもと、全社的な業務フロー、働き方改革の実現をめざします。

DTKプロジェクトの体系図
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DTKプロジェクトのスケジュール
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キックオフミーティング

DTKプロジェクト本格的始動にあたり、木藤社長、亀岡副会長、部室リーダーが出席したキックオフミーティングを行いました。木藤社長は、経営統合のさらなる深化の必要性や、プロジェクトに対する強い期待を述べるとともに、「マネジメントチームとしてプロジェクトを必ずやり遂げる」と強い決意を表明しました。また各部室代表者からは、活動への意気込みに加え、融合の方針だけでなく現場で試行錯誤されている課題も提起され、改善ポテンシャルの大きさを実感していました。最後に亀岡副会長からは、「当社の統合に社会やお客様が当社の統合にどれだけ期待しているのか思いを馳せよう。統合のクオリティを上げるここからが本当の勝負であり、社員全員がその主役である」と激励を送りました。

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部室選任リーダーによるワークショップ合宿

第1回:7月24~25日

ワークショップ前半では相互理解の必要性を理解する実習を実施し、後半のチーム討議では、選任リーダーから部門や職責を横断した取り組みの必要性、上下を巻き込んださらなる一体感の醸成など、実際にプロジェクト活動を進めていく上での期待や懸念を共有しました。その上で全社員がやりがいとワクワク感を持ってDTKプロジェクトを前向きに進められるよう社員に丁寧な説明を心掛けることや、トップだけでなくミドル・ボトムの双方から意見を言い合うコミュニケーションの場となる職場環境づくりをするなど、本チームのあり方や役割について討議をしました。また討議の結果、「プロジェクトを通じ全社最適な視点で垣根を越えて改革を実現する」ことをチームのミッションと定めました。

第2回:10月23~24日

参加対象を全部室に広げ、DTKプロジェクトを実施する為のマインドセット・チームビルディングを行いました。各部室でDTKプロジェクトを推進していく上で、コンテント(何をするのか)とプロセス(その時の気持ち(心)はどうなのか)の両面を意識し進めていく事の重要性を理解するセクションなど実習や討議を交えながら行う様々なワークショップを実施しました。研修の多くは討議に費やされ、最後には全員で「One Teamで働きがい向上と価値創造のスパイラルを回すスターターになること!」というチームミッションと行動ガイドラインを定めました。

今後は各部室からメンバーを選定し、「部室選任メンバー向けのワークショップ」など、活動を展開していきます。

出光昭和シェル