Response to Water Risk 水リスクへの対応

水資源利用に関する考え方

水資源利用に関する考え方

日本は降水量が多く、世界全体で見た場合に水ストレスは高くありません。しかし、地形が急峻であり、降り注いだ雨が短時間で海に流れ出てしまう為、一人当たりの水資源の観点では、必ずしも潤沢な淡水に恵まれた地域とは言えません。
また、前述のように地形的な特徴から、降り注いだ雨が一挙に河川に流れ込んでいくため、降雨量の増加は洪水リスクが増加します。近年は気象の影響が増大しており、台風通過の際に、洪水被害が発生する頻度が高くなってきています。このように、事業の本拠地である日本においては、様々な水に関連した課題を有しています。
また、日本以外の必ずしも水資源が潤沢ではない国や地域においても、事業を展開しています。世界における水資源の問題は深刻化しており、20億人以上の人類が安全な飲み水を得ることができない状況にあると言われています。
当社は、水ストレスの高い地域においても事業を展開していることから、水資源の効率的な利用に取り組んでおり、例えば製油所では、水資源の循環利用を通じて水使用量の削減を進めています。
また、従来の水リスク評価に加えて、世界資源研究所(WRI)のAQUEDUCTや国土交通省の情報を参考に、渇水リスクや洪水リスクの確認・見直しを一部事業所から始めています。なお日本においては、洪水のリスクが高く、気候変動により今後の被害が拡大も想定されるため、関連インフラ設備の強靭化も進めています。

出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ