Message from Outside Directors

社外取締役メッセージ

社外取締役 マッケンジー・クラグストン

写真
従業員・取締役会の多様性を高めて
“stronger and agiler globalcompany”に。

社外取締役
マッケンジー・クラグストン

独立役員として期待されている役割をどのように認識なさっていますか?また、現時点でどのような役割を果たせているのか、お考えを聞かせてください。

独立役員として期待されている役割は、執行部門のモニタリングや経営に関する重要事項の意思決定に当たり、取締役会審議に多様性を提供すること、すなわち社内の取締役とは異なる視点で意見することだと認識しています。取締役会では、自分のバックグラウンドとして期待されている外国人および元外交官としての視点で建設的な意見を積極的に出しており、今後も当社の企業価値向上に貢献していきたいと考えています。

出光興産のガバナンスの特徴は何でしょうか?

統合後、独立社外取締役が5名に増加するとともに、企業経営経験者が複数加わり、取締役会は多様かつ強力な構成となりました。ビジネス視点の広範なアプローチにより、取締役会における審議がより活性化したと思います。議長が取締役会の審議をよくマネージしており、難しい案件に対しても大局的な見地からの討議となるようリードしています。
他にも統合後の変化として、内部規程類を充実させたことや、指名および報酬諮問委員会を再構築したことは、ガバナンス体制における注目すべき点です。
さらに、取締役会議題に関する丁寧な事前説明や国内外の事業拠点の視察企画を社外取締役に対して実施しています。こうした取り組みにより当社の事業への理解が進み、取締役会での議論のサポートとしてガバナンスの実効性を高めています。

出光グループに対する期待をお聞かせください。

経営統合については、非常に順調に進んでいると認識しています。両社の各階層の従業員が融合に向けて積極的に取り組んでいるからだと思います。非財務面でも大きなシナジーを出してほしいと期待しています。
当社は、創業当初から日本企業の中でもユニークな存在として、大胆さと個性を発揮してきました。両社のレガシーを生かし、海外事業展開における卓越性や最先端の研究などにレバレッジを利かせ、グローバルでトップクラスのエネルギー企業の1つになることを期待しています。従業員の多様性を向上させることにより、当社は“stronger and agiler global company”になれると信じています。
同時に、世界的な気候変動によって生じている変化を予期して適切に対処するとともに、社会課題の解決につなげることを期待しています。


※本メッセージは2019年度時点のものです。

出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ

社外取締役 安田 結子

写真
次世代経営陣の育成や女性リーダーの活躍推進を 支援したい。

社外取締役
安田 結子

独立役員として期待されている役割をどのように認識なさっていますか?また、現時点でどのような役割を果たせているのか、お考えを聞かせてください。

社外取締役の使命は、経営陣による戦略策定や執行を客観的に監督しつつ、支援し、執行の背中を押すことと考えており、このような役割の発揮により当社の持続的発展に貢献したいと考えています。私自身は石油業界の知見や、大企業の経営の経験には欠けますが、多様性という観点と、グローバルスタンダードのガバナンス体制の施行、リーダーシップ育成といった面からの貢献を期待されていると考えており、中でも統合新社における次世代経営陣の適切かつ公正な育成計画の実行に対しては客観的かつ専門的な意見を共有することで、微力ながら貢献できているのではないかと思っております。また、現在、当社の女性リーダーは日本のエネルギー業界の中の貴重な存在であると理解していますので、女性リーダーのさらなる活躍推進に関しても貢献してまいります。
新社体制においては、報酬諮問委員長を拝命したことから、透明性のある業績連動型報酬の策定に関しても支援できるよう、努力しています。

出光興産のガバナンスの特徴は何でしょうか?

統合新社におけるガバナンスは、両社の強みを生かした実効性の高い体制を目指していると感じます。取締役会には経営者、外国人、学術専門家、女性といった多様なバックグラウンドを持つ社外取締役、監査役が就任しており、取締役会の議論は大変活発かつ率直に行われ、本質的な議論を重ねていると思います。社外取締役に対する執行への理解を促進するために、多くの現場訪問なども実施され、事前説明も充実しています。
中期経営計画などの議題も多く共有され、計画達成に向けたミッション、目指すべき方向性など、取締役会において最も大切とされる戦略討議が実現されています。例えば、ESG、SDGsの要請も高まる事業環境変化の中で、当社が将来においてもエネルギーを安定的に供給するレジリエントな企業体を目指すためにはどうすべきか、といった本質的な議論は価値のあるものです。
また、多くの日本企業の取締役会では、社外取締役の発言が多く、社内取締役は意見を述べない傾向にあるのですが、当社のように社内の役員も積極的に意見を述べるところは、まさに出光興産の歴史、DNAなのではないかと感じております。


※本メッセージは2019年度時点のものです。

出光興産, 株式会社ディ・エフ・エフ